マウントアダプターとEOS 5Dでレンズ遊び

マニュアルフォーカスを快適にするために

フォーカシングスクリーン Ee-S

EOS 5Dはピントの山がわかりにくい。
私の感覚ではニコンの下位機よりもピントの山がつかみにくいと感じています。
ファインダーはEOSの大きな弱点だと思っています。
ピントの山がわからないため、マニュアルフォーカスではピンボケを連発なんてこともあります。
しかもほんのわずかなピントのずれじゃなくて、まったく見当違いというくらいのピンボケも珍しくありません。
そこで、少しでもピントの山をつかみやすくするためにフォーカシングスクリーンをEe-Sに変更します。
(方眼マットのEe-Dというのもありますが、方眼は好みじゃないのでEe-Sにしています)
スクリーンを交換するとファインダーは暗くなるため、暗いズームレンズを室内で使う場合は標準の方がいいかもしれませんが、マニュアルフォーカスが生命線のマウントアダプター遊びではEe-Sを付けっぱなしで問題ないと思います。
フォーカシングスクリーンの交換はEOS 5Dの場合、自分で行うのですが難しいことはありません。
説明書をよく読んで、手順を理解してから作業に移ります。
説明書を読みながら作業をしているとファインダー内にゴミが入りやすくなるので、できるだけ手早く交換しましょう。
ファインダースクリーンを下ろして、標準のスクリーンをとり、交換するスクリーンをいれて、スクリーンを上げる、ただこれだけの作業です。
1分あれば十分交換できると思います。
交換するとかなりピントの山がつかみやすくなります。
それでも他社の競合機と比べると見劣りしますが、見当違いのピンボケはなくなります。

DSC_3821
Ee-Sを外箱から取り出すとプラスチックのケースにスクリーンとスクリーンを持つための治具が入っています。
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治具でスクリーンをつまんだところです。
スクリーンにはつまむ部分があるので、そこを挟んで交換します。
ホコリが入らないように、ブロアーも用意しておいた方がいいと思いますが、下手なブロアーはかえってホコリを巻き込むことになりかねないので注意です。

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