M42
xenon 50mm F1.9
M42マウントのクセノン50mm F1.9です。
M42のクセノンにはいくつか種類があるようですが、詳細は全然わかりません。
なんとなく、シュナイダーはおとなしいレンズだと思っていたのですが、使って見たら全然違いました。
そんな印象はオールドレンズパラダイスで持ったようです。
この本の中では
「中間階調が奮わず、立体感に乏しい表現」
と書かれていますが、私の感じだと中間からハイライトにかけて抜けていかないものの中間調はまずまず。
(但し、本で使われているのはエキザクタマウントです)
また、ハイライトに抜けていかないので独特の描写になっているように思います。
例えば下の写真、2枚目は建物の壁の部分はもっとハイライト側に伸びてもいいと思うのですが、ある程度のところで踏ん張るというか、抜けていきません。
この辺で好みが別れるような気がします。
全体的にはライカとニコンを足して2でわったような感じです。
開放からF2.8まではややぼんやりとしていて、ボケかたもあまり綺麗ではないことが多いのですが、はまった時はなかなかのものです。
また光が少ない時はおとなしく、たっぷりとした光ではコントラストが強くなるのはR用ライカレンズのようです。
F8まで絞ると周辺までびっちりとなり、絞った時はニコンのようです。
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