D40xで撮影しました
|
MFニッコールの中で最もAF化が望まれているであろうレンズの1つAi Nikkor 35mm F1.4S。 すごくクセの強いレンズですが、開放から2段絞ったあたりまでの柔らかい描写はすごく好きです。 AFが難しいのならば、Ai-P化でも嬉しいのですが。 フィルムカメラで撮影すると、開放ではぐるぐるボケが目立つことがありますが、APS-Cではそれほどぐるぐるボケが強くないので使いやすくなります。 絞りによる描写の変化がもっとも大きいレンズではないでしょうか。 広角35mmで開放1.4と明るいレンズでありながらフィルター径は52mmにすることが設計での必須事項であったようで、52mmに納めるためのレンズ構成が特徴的な描写に繋がっているのだと思います。 開放ではフレアが残り、薄くベールをかかったような描写。 絞っていくとフレアっぽさはまるで無くなり、ぐっとシャープな像に変わります。 特に5.6まで絞るとシャープでありながらコントラストが強すぎることもなく、すっきりと気持ちの良い描写になります。 35mm f1.4の値段を調べる ニッコール千夜一夜 〜もっとも明るい35mmレンズ〜 開放で撮影 |
ニコンD40Xマスターガイド 阿部秀之のそうだったのか!ニコンD40・D40X・D80 |
レンズ構成 | 7群9枚 |
フード | HN-3 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離 | 0.3m |
フィルター径 | 52mm |