D40xで撮影しました
zoom nikkor 50-135mm f3.5

1982年に発表されたレンズで、製造期間はそれほど長くなかったようです。
というのも、35-105mm、35-135mmや35-200mmなどの使いやすいズームレンズが数年後に発売されたからです。
そんなこともあり、ズーム全域でf3.5という特徴はありますが、影が薄いレンズです。
しかし、肝心の写りは非常によく、びっくりさせられます。
まずファインダーを覗くだけでヌケのよさがわかります。
古いズームレンズの開放、特に望遠側はソフトフォーカスのようになってしまうことが多いのですが、このレンズはそうじゃありません。
開放でも十分な性能を発揮し、5.6まで絞るときりっと締まった描写をみせます。
広角端のみ0.6mまで寄れます。
私が購入したレンズは分解の跡があり、どうやらバルサム切れが起きているようなのであまりコンディションがよくないのですが、それでも十分な性能を持っているように思います。
コンディションがいいものがあれば、1つ持っていても損はないでしょう。

DSC_7588
広角端 f8

DSC_7544
望遠端 f5.6

DSC_7559
望遠端 f5.6

DSC_7614
広角端

DSC_7624
望遠端 f4
レンズ構成13群16枚
絞り羽根枚数6枚
最小絞り32
最短撮影距離1.3m
フィルター径62mm



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