D40xで撮影しました
soligor 45-150mm f3.5
ソリゴールの45-150mm f3.5です。
フィルター枠がゆがみ、前玉にカビの跡が残るジャンクを購入しました。
1キロ近くある重くて、大きなレンズです。
昔のレンズらしく作りはしっかりしています。
直進ズームではなくて現代のズーム(バリフォーカル)と同じようなズームリングで調整するタイプです。
広角端の45mmではズームリングを手前に引くと簡易マクロ撮影ができます。
この簡易マクロ機能ではだいたい35センチくらいまで寄れるようになります。
望遠端の開放ではまるっきりソフトフォーカスレンズのようになってしまいますが、1段絞るとそれなりのものになります。
古いレンズなので色乗り発色はかなり悪いのですが、かなりアンダー気味(ローキー)な絵は面白そうなものが撮れそうです。
このソリゴールですが、レンズメーカーではなくOEM品を販売していた商社です。
さて、このレンズはどこで製造されたのかとネットを検索してもまったわかりません。
唯一わかったことがasanumaブランドでも同じレンズが販売されていたということ。
asanumaは写真用品のキングで知られる浅沼商会です。
浅沼商会もメーカーではないような気がするのですが、OEMを販売していることで知られるvivitarの中には浅沼製のものも含まれるそうです。
さらにasanumaのブランド銘はトキナーが昔使っていたという話もあるようなので、トキナー製なのかもしれません。
(asanuma銘のレンズは70年代後半で消え、tokina銘は70年代後半に少し出始めて80年代に入ってから多くなったようです)
ちなみに、このレンズが発売される数年前には55-135mm、45-135mmが数年間作られたようです。
望遠端 開放
望遠端 f5.6
100mm前後 f5.6
簡易マクロ最短距離 f8
レンズ構成
不明
絞り羽根枚数
6枚
最小絞り
22
最短撮影距離
1.5m
フィルター径
67mm
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