D40xで撮影しました
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トキナのマクロレンズです。
このレンズはもともとVivitarブランドで発売されたもので、設計はNASAで製造はトキナと言われています。 本当にNASAが設計したのかよくわかりませんが、製造はトキナだったのは間違いなくて、Vivitarから特許を買取トキナブランドで発売したのがこのレンズです。 このレンズの対抗として作られたタムロンの90mm F2.5は現在でも続くタムロンの人気マクロレンズの元となっています。 レンズ単体で1/2倍まで寄れて、等倍まで寄れる専用の接写リングが用意されているのですが、残念ながらこっちの方は持っていません。 使ってみてわかるのが、ヌケがいいこと。 ヌケがいい、っていうのは具体的にどういう状態を指すのか人によって違うような気がしますが私の場合スッキリとしてドヨンとしないレンズをヌケがいいと感じるようです。 シャドーから中間調がよく分離するのでしょうか、よくわかりませんがスッキリとしています。 そのせいか、色乗りは少し悪くてあっさり目。 開放から球面収差は感じさせず、ビシッと写ります。 ボケはピントに極近いところで少しうるさく感じますが、前後ともに離れていくと綺麗なボケになります。 なだらかな調子もあってかガクッとボケるようなことがなく、自然なボケです。 近接はいいのですが、遠景はビシッとしません。 遠景ではヘリコイドの回転角度も少なく使いにくいので、3m〜マクロ用と割り切った方がいいかもしれません。 f8 f4 f2.5(開放) |
ニコンD40Xマスターガイド 阿部秀之のそうだったのか!ニコンD40・D40X・D80 |
レンズ構成 | 7群8枚 |
絞り羽根枚数 | 6枚 |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.39m |
フィルター径 | 55mm |