GXRで撮影しました
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ジュピター8はいわゆるロシアレンズで、ゾナーのコピーです。 コピーというか、戦争にたいする賠償として生産設備や硝材ごとドイツからソ連に移したそうです。 なので、コピーとするのは本来おかしいのかもしれません。 このジュピター8は当初ドイツから持ち帰ったものを組み立てて生産し、ドイツ製の硝材がなくなってからはソ連で生産した硝材に変更し、これにあわせ設計もマイナーチェンジが行われたそうです。 その変更があったのが56年と言われています。 ジュピター8はシリアル番号の頭二桁が生産年を示しているので、ドイツ製硝材のジュピター8がほしければシリアルを確認すればいいわけです。 もともとはツァイスのレンズということもあってか、ドイツ硝材のジュピターは少し高めになっています。 で、二つのジュピター8があり、古いものと新しいものが手元にあり、この2つに限れば、ドイツ製硝材が優れているとはいかないようです。 ソ連製もなかなかのものです。 基本的な設計がいいからでしょうか? 悪くないのですが、色は少し独特で、デジタルカメラのボディによっては非常に変な色になります。 GXRはかなりまともな色になってくれるので、このレンズはGXRで甦った感じがしています。 下の写真のうち白黒は白鏡銅で、カラーは黒鏡銅で撮ったものです。 |
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レンズ構成 | 3群6枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 1m |
フィルター径 | 40.5mm |