GXRで撮影しました
Corfield Lumax 50mm、lumar 50mm

ルマールとルマックスはペリフレックスというイギリス製のカメラ用レンズです。
このカメラは潜望鏡のような装置でピントを合わせる変なカメラで、レンズ自体はライカのLマウントと互換性があるので、GXRではLマウントのレンズと同じように使えます。
（ライカなどLマウントのカメラで使う場合はレンズに距離計連動カムがないので目測で使うことはできます。）
ペリフレックス用レンズは意外と種類があり、35mmから望遠レンズまで揃っています。
しかし、中古で見かけるレンズは50mmがほとんどで、まれに35mmが見つかる程度。
以前はレンズは非常に安かったのですが、ミレーレス機で問題なく使えることもあってか高くなってきています。
50mmは解放が1.9、2.4、3.5などがあり1.9と2.4はルマックス、3.5はルマールという名前になっています。
ルマックスの写りの方はと言いますと、意外にいいのです。
古いレンズの割には色のりがよく、少しこってり気味なくらい。
特に2.4は開放からなかなかのものだと思います。
一方、ルマールの方はあまりよくありません。
レンズのスペックからするとテッサーかトリプレットかと思いますが、写りの感じからするとトリプレットでしょうか。
良く言えば柔らかい描写。悪く言えば締まりのない甘い描写。
この傾向は絞っても残ります。
これをどう捉えるかで、評価は変わります。