GXRで撮影しました
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このレンズは一眼レフ用ですが、ミラーアップして使うレンズです。 同様のミラーアップで使うビオゴンタイプの広角レンズはニコンやヤシカ、ミノルタ、ツァイスでも作られました。 ちなみにニコンのnikkor-o 2.1cmは基本的にGXRでは使えないようです。 ライカの一眼レフでミラーアップが出来るものは一番最初のライカフレックスだけで、その後継機であるSL以降には使えず、ミラーアップの必要がないレトロフォーカスのスーパーアンギュロンにリニューアルされました。 このレンズはMマウント用のスーパーアンギュロンとほぼ同じレンズ構成ですが、若干変更されています。 その変更により写りに違いがあるのか、わかりませんが描写は似ていると思います。 カラーではくすんだ感じの色合いになりますが、モノクロでは独特のトーンがあります。 シャドー側の階調が豊富で、このレンズだけに見られるようなある種特別とも言えるような立体感があります。 後玉が突き出たレンズなので「オッドシフト」と呼ばれる画面右側と左側で別の色被りを起こす現象が多少起きているようですが、補正なしでも気になることはほとんどありません。 ただ、周辺は甘くなってしまいます。 やはりこのレンズも最新のものと比較すると分が悪いと思いますが、独特の描写をするので数字には現れない魅力を持つレンズです。 |
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レンズ構成 | 4群8枚 |
絞り羽根枚数 | 4枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.25m |
フィルター径 | 67mm |