GXRで撮影しました
super-angulon-R 21mm f3.5



このレンズは一眼レフ用ですが、ミラーアップして使うレンズです。
同様のミラーアップで使うビオゴンタイプの広角レンズはニコンやヤシカ、ミノルタ、ツァイスでも作られました。
ちなみにニコンのnikkor-o 2.1cmは基本的にGXRでは使えないようです。
ライカの一眼レフでミラーアップが出来るものは一番最初のライカフレックスだけで、その後継機であるSL以降には使えず、ミラーアップの必要がないレトロフォーカスのスーパーアンギュロンにリニューアルされました。
このレンズはMマウント用のスーパーアンギュロンとほぼ同じレンズ構成ですが、若干変更されています。
その変更により写りに違いがあるのか、わかりませんが描写は似ていると思います。
カラーではくすんだ感じの色合いになりますが、モノクロでは独特のトーンがあります。
シャドー側の階調が豊富で、このレンズだけに見られるようなある種特別とも言えるような立体感があります。
後玉が突き出たレンズなので「オッドシフト」と呼ばれる画面右側と左側で別の色被りを起こす現象が多少起きているようですが、補正なしでも気になることはほとんどありません。
ただ、周辺は甘くなってしまいます。
やはりこのレンズも最新のものと比較すると分が悪いと思いますが、独特の描写をするので数字には現れない魅力を持つレンズです。



R5054030
GXRパーフェクトマニュアル (エイムック 2267)

エイ出版社 (2011-10-06)
売り上げランキング: 32329




旅とカメラと私 −RICOH GR/GXRと旅する写真家たちのフォトエッセイ−
森山 大道 横木 安良夫 菅原 一剛 小林 紀晴 赤城 耕一 田尾 沙織 大和田 良 岡嶋 和幸 茂手木 秀行 藤田 一咲 渡部 さとる 湯沢 英治
インプレスジャパン
売り上げランキング: 9636

レンズ構成4群8枚
絞り羽根枚数4枚
最小絞り22
最短撮影距離0.25m
フィルター径67mm



TOPへ戻る