ウランガラスとは
ウランガラス
ウランガラスとは原料のガラスにウラン化合物を少量まぜて、着色したガラスのことです。
主に緑色のに着色し、ブラックライト(UVランプ)にあてると緑色の蛍光が見られます。
明治中ごろから製造が始まり、昭和10年ごろにほとんど製造されなくなったと考えられています。
1980年ころからウランガラスという分類ができ、現在では愛好家が増えています。
日本の最大のコレクターとも言われるのがアルフィーの坂崎幸之助氏。
ウランガラスを正確に判断する方法は科学的な分析を行う必要があるが、一般的にはブラックライトで緑色に蛍光するガラスはウランガラスと呼ばれています。
ウランは放射性物質であるが、ウランガラスから発せられる放射線は自然界のものと比べても特に強いわけではなく、安全性に問題はないといわれています。
またウランガラスの製造、販売に関わった人を追跡調査した結果も、特にウランを扱ったことで健康被害にあっていないこともわかっています。
骨董屋や古道具市、ネットオークションなどで入手が可能。
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