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大倉陶園とは

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大倉陶園

大倉陶園とは日本を代表する高級食器メーカー。
大倉陶園の特徴の一つは1460度という非常に高温で焼き上げる生地にあります。
(通常、磁器は1350度程度。1400度以上で焼くメーカーは他にマイセンがある)
他にもエンボス、蒔、岡染めなど独自の技法を多く持ちます。
特にエンボスは同様の技法は現在では他のメーカーにはない、世界でも大倉陶園だけの特別なものです。
高級食器を製造する大倉陶園は赤坂と京都の2つの迎賓館でも使われていますが、食器メーカーでは両迎賓館に納品した唯一のメーカーです。(ガラス、銀器、漆器などは赤坂と京都は別のメーカーを納入している)
大倉陶園は森村組の末弟と言われ、TOTOなどの創業に関わった大倉親子が私費を投じて作りました。
営利を目的としては、よりよいものを作ることができないと考えたからです。
戦前までは会社ではなく、また戦後は会社となりましたが会社となってからも数十年は赤字であったと言われています。
このように大倉陶園は世界でも珍しい、日本を代表する高級食器メーカーです。


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