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染付けとは

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染付け


染付け(そめつけ)とは素焼き呉須で絵付けをし、上から透明釉をかけて焼成したもの。
釉薬の下に絵付けを行うので下絵付けの一種です。
呉須とよばれる青い顔料で下絵付けしたものを特に染付けと呼びます。
顔料は中国で天然に産出した地名から呉須と呼ばれるようになりました。
磁器が多いが、陶器にも使われています。
呉須は元々天然のものを使用していたが、現在では酸化コバルトをベースにマンガンや弁柄(酸化鉄)などを混ぜて調合するため、同じ青でも作家により色合いが違います。
中国や日本のイメージが強いが染付けはヨーロッパの洋食器メーカーでもよく使われている技法です。
マイセンやロイヤルコペンハーゲンなどが染付けを多用しています。
染付けの他の下絵付けは赤っぽく発色する紫金(しきん)や釉裏紅(ゆうりこう)などがあります。
下絵付けは発色できる色が少ないため、染付けの他はあまり使われない技法です。


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